マレーシアでロングステイを楽しむためには、
＊現地で車を運転すること
＊インターネットが使えること
＊日常英会話が話せること
以上の3つが必要だと言われています。
先日ご紹介させていただいたように、現地の運転マナーは日本と少し異なりますので、滞在し始めたころは値段の安いタクシーで移動することが多くなります。
けれどもタクシーがすぐに拾えなかったり、呼んでも時間どおりに来てくれなかったりと、不便な点がありますので、長く滞在すればするほど車の必要性を感じるようになります。
マレーシアで車を買おうとすると、まず値段が高いことに驚きます。
マレーシアの国産メーカーで有名なのは、プロドアとプロトンです。
プロドアは、日本のダイハツの技術提供により、小型車を中心に製造しています。
プロトンは中型車を中心に製造しており、タクシーはほとんどがプロトンのものです。
マレーシアでは日本車の人気も高いのですが、値段が高く、高級車と言えます。
タクシーの運転手さんは車好きな人が多いのか、ときどき車の話をされることがあります。そのときは必ず日本車の名前が出てきて、ローカルの人たちの憧れであることがよく分かります。例えば、
ホンダ車 シティ（なぜかセダン）８４８００RM 日本円で約３１３万円
Jazz （日本名フィット）１０１０００RM 日本円で約３７０万円
オデッセイ ２３６８００RM 日本円で約８７６万円
以上、新車で税金などの諸費用込みの値段です。（１RM＝約３７円）
トヨタ車も同じで、ホームページの調子が悪くて値段の確認ができなかったのですが、日本で大衆車と呼ばれている車でも驚くほど高いです！ 中でもカムリは大変人気があり、高級車として憧れられています。
私たちが車を購入する際にもどれにしようかとすごく迷いましたが、プロドアに勤めている日本人の知り合いの方がおり、「マイビー」という車が値段も手ごろで品質がよいと聞き、これに決定しました。
これは日本のダイハツ・ブーン（トヨタではパッソといいます）とほぼ同じということで、１３００CCでも室内は意外と広く、慣れない場所でも小回りがきいて運転しやすいです。とにかくよく売れているということで、街のあちこちで見かけますし、納車もひと月以上かかると言われました。
ですが、知り合いの方のおかげで3日ほどのスピード納車となり、本当に助かりました。
ちなみにマイビーの値段は全部で５１０００RM、日本円で約188万円です。
車が来てからはあちこち気軽に出かけられるようになり、行動範囲が広がることを実感しました。
マレーシアではガソリンが1リッター約１・９RM（約７０円）と安いですし、街の施設の駐車料金は大体１時間１～２RM, 高速代も短距離なら１～３RMぐらいです。
コンドミニアムを借りると駐車場代込みの場合が多く、日本と比べて車を維持するのが楽ですので、是非チャレンジしてみてください。
街ではベンツもよく走っています。
これも日本の販売価格よりずっと高く、すごいお金持ちが乗る車というイメージがあります。
一般と違うナンバープレートがついてたり、要人が乗っているときは白バイが先導していることがあります。
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